スパイクを変えると調子が上がる選手
CLラウンド16 2ndレグ
バルセロナvsリヨン 5-1
フォーメーション
DF アルバ ラングレ ピケ セルジロベルト
GK テアシュテーゲン
デンベレが怪我明けだったので左ウイングにコウチーニョ。それ以外はベストメンバー
リヨン 5-2-3
試合プラン
リヨンは5-2-3のブロックを組んでいたので中盤の2枚の脇からビルドアップ。
リヨンのラインが高いので裏に抜けるシーンが多かった。この試合はコウチーニョが無駄のなくいい動きを見せていた。積極的に裏に抜けて、シンプルにボールを裁く。
調子が上がるのかと思いきやまだ不調だったりが続いていたバルセロナの7番。しかしこの試合で調子を上げると私は確信する。なぜなら彼はスパイクを変えているからだ。これなら確実に調子を上げてくれるに決まっている。 決まっている…。
アルバからのマイナスのクロスはしっかりと対策がされていた。このクロスはニアでスアレスが潰れてこそのクロスなのでニアに人がいない場合はリヨンのように今後もしっかりと対策されるだろう。
リヨンの守備はなぜか外を切りながらプレスをかける。1stレグは中を固めてサイドを自由に使わせるやり方で0-0になったがなぜかこの試合では中央にボールを入れさせる守備をしていた。結果的に5-1になってしまった。これにどういう意図があったのだろうか。
この試合のメッシの動きで今年のCLにかける思いが伝わってくる。
リヨンがボールを持ちラキティッチのケアするエリアが広くなりすぎるとメッシが戻ってきて対応していた。この試合では何度かインターセプトを見せた。
ピケとラングレはどちらも前で奪い取る守備の技術は高いが、この試合のようにスペースが生まれる場合に広いエリアをケアするのがどちらも苦手に見える。なので4-4-2で守る時以外でもう少しいい守備のやり方はないだろうか。
コウチーニョとスアレスが中央のスペースを開けてアルトゥールが飛び出す場面があった。完全に裏を取ったが惜しくもシュートまではいけなかった。しかしアルトゥールのこの動きでバルセロナの攻め方に幅が広がるのではないだろうか。
CL準々決勝に進出するチームはトッテナム、ポルト、アヤックス、マンチェスターシティ、マンチェスターユナイテッド、ユベントス、バルセロナ、リヴァプールとなった。
三年連続でベスト8止まりが続いているのでバルセロナはこの鬼門を突破できるのかどうか楽しみだ。