映画俳優ベストイレブン。
サッカーをよくみているとそれ以外の趣味がおろそかになる。
なぜならサッカーは90分間あり、なおかつ移籍情報などをチェックしているともう寝る時間だ。そうなるとサッカーの他に何の趣味があったか忘れてしまうからだ。
そうならないために、私は一つの解決方法を見つけた。
それは『他の趣味でベストイレブンを作る』というものだ。
これをすることによりサッカーとそれ以外の両方の趣味の理解を深めることができる。それはフォーメーションやメンバーを選んでいるときにサッカーと他の趣味について深く考えるからだ。
ということで今回は
映画俳優ベストイレブン
フォーメーションは中盤ボックス型の4-4-2
FW ユアンマクレガー ブルースウィリス
MF ブラッドピット
レオナルドディカプリオ マットデイモン
ゲイリーオールドマン
DFエドワードノートン トム・ハーディ ダニエルクレイグ ウィルスミス
GK モーガンフリーマン
まずはGKモーガンフリーマン
ここは一番安定感のある俳優をチョイスした。『彼が出ている映画にハズレはない』と言いたくなるほど出てくるだけで映画の雰囲気を一気に占める。これはGKにうってつけだ。身長も188cmあり、何より81歳なので経験値が違う。彼を眼の前にして冷静にシュートを打てる選手はいないだろう。
トム・ハーディは悪役もこなす俳優なので少しダーティーなプレーをするセンターバックになるだろう。顔もイケメンなのでイメージとしてはセルヒオラモスだ。
ダニエルクレイグは6代目ジェームズボンドで知られる俳優だ。
なので時よりジェームズボンドのような派手なプレーで会場を沸かせてくれるだろう。彼はリヴァプールファンらしいがあまり赤色のユニフォームが似合う気がしない…。もしかすると選手よりフロントの幹部の方が似合うかもしれない。
この二人はともにイギリス人なので相性もいいのではないだろうか。
サイドバックにはウィルスミス
ウィルスミスはチームのムードメーカー的な立ち位置でチョイスした。ウィルスミスにはいくらシリアスな映画に出ても、なぜかコメディ感が行けない節がある。これはサッカーに例えるとオーバーラップのタイミングを間違えたり、絶対にあってはならないパスミスをするような感じだ。他のポジションにコンバートしようとすると大変なことになるかもしれない。リーグ戦では使われるが重要な試合になるとベンチになるだろう。ただ、ファンからは愛される選手になりそうだ。
彼は対人の守備と空中戦はイマイチだが、ポジショニングが良さそうなイメージ。ハリウッド1の怪演俳優ということで、相手からしたら嫌なところに走り込まれたり、キーパーとディフェンスラインの間あたりに精度の高いクロスを上げてくれるだろう。
中盤はボックス型
アンカーの位置にゲイリーオールドマン。
彼は存在感を出しながら試合に溶け込む。素人には評価されづらい選手になるだろう。悪役のイメージもあるがそれは彼が若い頃の話だ。ダークナイトのゴードン刑事のように危ないところを潰して空いている選手に的確なパスを出す。イメージとしてはブスケツのような感じだ。
マット・デイモンは頭がいいので自分がしないといけないプレーがわかっている選手になるだろう。イメージとしてはラキティッチだ。だがインビクタスでラガーマンのフランソワピナールを演じていたようにフィジカルもある。なのでプレミアでも成功するだろう。オデッセイでは火星に取り残されても返ってくるタフさをみせてくれた。ただ創造性あるプレーは少し苦手かもしれない。
左インサイドハーフにはレオナルドディカプリオ。マットデイモンより華があるので彼をキーマンにビルドアップしてもらう。クロースがやるようなインサイドハーフ落ちが得意だろう。彼はアドリブで演じられることができる選手なのでセオリーのプレーをこなすというよりかは一瞬のひらめきでイニエスタのようなパスを見せてくれるだろう。
トップ下にはブラッドピット。このチームは彼を中心に考えた。若い頃はセブンのデイヴィッドミルズのような精神的弱さを見えたかもしれないが、それはもう昔の話だ。軍人を演じることが多いので軍人らしく規律を守って守備をしてくれるだろう。軍人でもイングロリアスバスターズのアルドレイン中尉やフューリーのウォーダディーのような上司のイメージがあるのでピッチ上の指揮官としてトップ下に配置した。しかし、しっかりと守備はしてくれるが攻撃で使う側に回りすぎて攻撃を停滞させそうな感じもする。今のフットボールでは使いづらいクラシカルなタイプのトップ下になってしまいそうだ。
その時はインサイドハーフの気がきく2人に裏への飛び出しをしてもらおう。
一人目の フォワードにはユアンマクレガー。ユアンマクレガーは守備時はスターウォーズのオビワンのように規律を守り攻撃時にはトレインスポッティングのレントンのような荒削りでゴールというドラッグを欲する選手になるだろう。駄目押しゴールを取るのが似合いそうなのでここにチョイス。
もう一人のフォワードはブルースウィリス。彼は映画では背が小さそうに見えるが実際は183cmもあるなので自慢のスキンヘッドでゴールを奪ってくれるだろう。ダイハードのマクレーン刑事のようにギリギリで何かを成し遂げてくれるので決勝点を決めるのが一番似合うのでここにチョイスした。
二人とも技巧派ではないので引いた相手には苦労するかもしれない。
監督 デヴィッドフィンチャー
映画界の言わずと知れた完璧主義者。
ポジショニングについて細かい指事をしてポジショナルプレーをネクストレベルまで上げてくれそうな監督。ファイトクラブのように興行収入は少ないがコアなファンには受けるということもあるので、結果は出せるかどうかわからないが彼のサッカーにファンがつくのは間違いないだろう。
しかし、完璧主義者なので細かすぎる指事でシーズン後半戦になると選手の方が嫌になり求心力を失い解任といることもあるかもしれない。
ただ彼の撮った面白い映画は大体バッドエンドまではいかないにしても心に闇が残ることが多いので解任されることも映画の締めとしてはいいのかもしれない。
このチームに問題をあげるとすれば、給料が高すぎる。サイドバックにも主役級のウィルスミスがいるのでいくら勝ったとしても給料分の利益を上げれるのかどうか不安だ。
このメンバーでプレミアリーグを戦うとCL圏内までは何とかいけそうな気がする。しかし優勝するとなると厳しいだろう。映画もサッカーも脇役がいてこその主役だ。このチームは主役が多すぎる。脇役ができるのはエドワードノートン、ゲイリーオールドマンぐらいだろうか。輝かしい活躍をする選手の裏にはハードワークする選手が欠かせない。