鶏のハイプレス

だいたいサッカーの話です。

『プレミアリーグ』3位まで見えてきたチェルシー

18-19 シーズン プレミアリーグ 第29節

フラムvsチェルシー 1-2

 

フォーメーション

フラム 4-4-1-1

 

チェルシー 4-1-2-3

FW                アザール イグアイン ウィリアン  

MF            バークリー ジョルジーニョ カンテ

DF エメルソン クリステンセン リュディガー アスピリクエタ

GK                                        ケパ

 

チェルシーはキーパーにケパが復帰!

 

試合展開

前半イグアインがゴール。フラムはコーナーキックからのゴールで同点に。しかしそのすぐ後、ジョルジーニョの追加点。後半は両チーム共点が入らず1-2でチェルシーの勝利。

 

フラムは全体的にスライド、プレスが遅い。監督が変わってまだ戦術が浸透してないのかそれとも連敗しているのでモチベーションが上がらないのか。このままでは降格待った無しだろう。

チェルシーの方はいつものようにアンカーのジョルジーニョにマークが付いていた。この時バークリーがジョルジーニョの横にポジショニングしていたがこれは戦術的なプランなのかそれともバークリーのポジショニングの悪さなのか。

カンテとバークリーのポジションが逆の方がいいように見えた。ウィリアンがサイドに張るのでその空いたスペースにバークリーを走らせて、カウンター対策にカンテを残しておいた方がいいのではないかと思う。

この試合バークリーの飛び出しは1回ほどしかなかった。これだともし右に置いてもチームが停滞してしまうだろう。攻撃で違いを見せられないならせめて守備で頑張ってほしいが、この試合は切り替えが遅く、守備の強度もなかった。チェルシーの背番号8をつけている選手としてもう少し頑張ってもらいたいところだ。

 

サッリはなぜオドイを使わないのか?

チェルシーユース出身の18歳のサイドアタッカーになかなか出番が来ない。

今シーズンの出場試合はプレミア4試合、リーグカップ2試合、ヨーロッパリーグ6試合となっている。これだけ出場試合が少ないと噂が上がっているバイエルンに移籍されても文句は言えないだろう。

彼はウィリアンよりもハーフスペースで受けるタイミングと外に張るタイミングを柔軟に使い分けている。そしてペドロよりも突破力がある。スタメンで使っても問題ないと思うのだがなかなか使われない。金曜日のヨーロッパリーグで出場するからなのかもしれないが使われなかった場合、チェルシーファンは発狂するだろう。これだけ使われないのは何かピッチ外で問題があるのだろうか。サッリがSNSをやっていたら「せめてもう少しオドイに出場時間を与えてあげてください。」とコメントを送りたいところだ。このブログを見た方でサッリと知り合いの方がいたらオドイのことで頼んでみてほしい。

 

最後に

ノースロンドンダービートッテナムアーセナルが引き分けたことで3位を狙えるところまで来たチェルシー。3位が見える位置に来るのはそれほど難しくはないが、実際に3位まで浮上するのは難しいことだ。体力的によりハードなリーグ終盤戦をどう戦うのか注目だ。